デイケアの仕事で大変なこととは?
デイケアの仕事において、大変なことは多々あります。よく言われるのが、1人で何人も対応しないといけない、また、おむつなどを替えてあげるなど利用者の排泄の世話、食事のお世話などが大変、利用者とうまく意思疎通ができないなどの悩みがあります。
フルタイムで1人で全部こなすのは難しいこともあります。施設の中には、違法な労働環境でコスト削減のために、働かせてしまうところもあるようです。万が一、働いている中でひどい環境にいると感じた時は、労働基準監督署などに相談してみるのも良いでしょう。
厚生労働省で定められたデイケアに対する従事者の人員基準は利用者10人につき1人の看護師、准看護師、介護職員、また理学療法士、作業療法士、もしくは言語聴覚士のいずれか1人となっています。もちろん、1人で10人をみることも大変ですが、対応する時間が長くなればとても大変な仕事になります。施設で、シフトの時間配分の割り振りなどがきちんとされていない場合は、ほかにも良い職場はないか転職の検討をしても良いでしょう。
やはり、最初の内に大変だと感じるのは、利用者の排泄のお世話などに抵抗を感じてしまうことではないでしょうか。慣れもあると思いますが、人の役に立つ仕事がしたい、他人に対して思いやりの心を持っていないと難しいでしょう。思いやりがないというわけではなく、できるかできないか、どうしても潔癖症で難しい場合は、介護の仕事に従事するのは厳しくなります。